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ゲキ×シネ『吉原御免状』(よしわらごめんじょう)

予告編

最新情報

劇団☆新感線が隆 慶一郎作品に挑んだ本格時代劇ついに《封印》が解かれる。上演当時の瑞々しさと熱を映画館で体感せよ!!

数々の劇団☆新感線“いのうえ歌舞伎”作品の中でも異彩を放つ『吉原御免状』(2005年上演)。座付作家の中島かずきも、演出のいのうえひでのりも、「“いのうえ歌舞伎”でよりリアルな人間ドラマに挑戦したい」という気運が高まった時期に上演された作品だ。

歴史小説に新風を吹き込んだ隆慶一郎氏の伝奇時代小説『吉原御免状』(新潮文庫刊)をもとに、情緒あふれる物語を大人の色香と写実的な殺陣で描いた大作だ。作家の中島が小説をもとに描いた唯一の新感線作品で、文学の趣きを感じられる。

「吉原」という江戸最大の遊郭の華やかさのみならず、空気や匂い、人々の感情までも浮き彫りにした、いのうえの演出。脂の乗り切った堤真一と古田新太による生々しく凄みのある垂涎ものの殺陣。松雪泰子、京野ことみ、梶原善の真に迫る演技、藤村俊二のペーソスあふれる名演、橋本じゅん、高田聖子、粟根まことをはじめとする劇団員たちやおなじみの俳優陣の快演など、見どころを挙げると切りがない。

その魅力あふれる傑作に、20周年を迎える《ゲキ×シネ》が挑んだ。20年の経験と最新技術を駆使して刷新、唯一無二の本格時代劇をゲキ×シネならではのクオリティで立ち上げる。新たな編集、こだわりの映像表現によって、上演当時のキャスト陣の瑞々しさや熱、虚実ないまぜで描かれた吉原の物語や舞台の風合いを見事に再現。また、Dolby Atmosにより音楽と音響効果をダイナミックに、劇場空間ならではの臨場感も高めた。

19年経った今だからこそ満を持して実現した《ゲキ×シネ》作品、映画館の大スクリーンと迫力ある音響の中で没入してほしい。

  • 現代においては不適切と思われる表現がございます。一部性的な表現や暴力的な描写が含まれています。

コメント

舞台写真
堤真一写真

自分と梶原善とのすごく良いシーンで彼の付け髭が半分取れかけていてピラピラしていて、笑っちゃいけないところなのに笑わずにはいられなかった(舞台写真のシーン)。

毎回いのうえさんに騙されるんだけど、「野獣郎見参~BEAST IS RED」(2001年)で初めて新感線に参加したときにほとんどが立ち回りで本当にしんどかった。でも、いのうえさんが「吉原では大して立ち回りはないよ」って言ってたのに、二刀流の役だったので技がめちゃくちゃ難しい立ち回りを付けられて四苦八苦したのを覚えています。

お客様へ 松雪泰子さんの色っぽさがとっても素敵ですので、是非ご覧ください!

舞台写真
松雪泰子写真

吉原御免状。私にとって劇団☆新感線さん初出演の作品です。

オープニングの花魁道中の演出の美しさと迫力。原作が持つ鮮烈なストーリー展開がいのうえさんの演出により見事な迄に劇場に立ち上がった時の感動と、ラストの堤さん古田さんの圧巻の殺陣は今でも鮮明に覚えています。

19年の時を経てスクリーンで甦る吉原御免状。
是非劇場であの迫力を体験してくださいませ。

舞台写真
古田新太写真

もうそんなに時間が経ちましたか。

当時、やす子の息子はまだ小学生だったと思うが、ゲキ×シネを観てもらえばわかりますが、結構キワドイ内容で、オイラがやす子を酷い目にあわせる役で、息子は「お母さんがイジメられてる!」と家で泣いていたそうだ。

その息子も役者になろうとしている。
結果、オイラはいい仕事をしたのだろう。
やす子とはいまだに仲良しだ。

俺の中に鬼がいた優しさゆえに血を流す行きつく先は極楽か地獄か

時は明暦3年、江戸最大の遊郭・吉原が生まれ変わり、幕が開ける夜。若き剣士、松永誠一郎(堤 真一)は、師であり育ての親である剣豪・宮本武蔵の遺言により、肥後の山中から江戸へと向かう。吉原を設立した庄司甚右衛門を訪ねるためだ。途中、奇妙な老人・幻斎(藤村俊二)から含みのある言葉を掛けられる。

「吉原はこの世の極楽だよ。そして地獄かな」

浅草日本堤から広がる光の街に吞み込まれた誠一郎は、新吉原お披露目の賑々しく絢爛豪華な花魁道中に遭遇。吉原一と名高い高尾太夫(京野ことみ)の威厳のある美しさに圧倒され、色香漂う艶やかな勝山太夫(松雪泰子)に心惹かれる。

華やかさの裏にある何かに胸が騒ぐ誠一郎の前に現れたのは、秘密組織「裏柳生」の総帥・柳生義仙(古田新太)。吉原設立にまつわる「神君御免状」を狙い、誠一郎に刃を向ける。人を斬ることを望まない心優しき誠一郎だが、凄腕である義仙の殺気にやむを得ず刀を抜く。

吉原を見回る旗本・水野十郎左衛門(梶原 善)、柳生家当主・柳生宗冬(橋本じゅん)、義仙の忠臣・狭川新左衛門(粟根まこと)……それぞれの思惑が露見し、誠一郎の出生の秘密が明らかになる。幻斎は紀伊熊野の八百比丘尼(高田聖子)の手を借り、吉原に隠された秘密を誠一郎に伝えようとする。そこで誠一郎が目の当たりにしたのは、支配とは無縁に生きてきた自由の民、《道々の輩》への為政者による謂れなき迫害。辛く哀しい過去を辿るうち、誠一郎は誇り高き道々の輩に心を重ねていく。

華やかな吉原の裏に隠された秘密、裏柳生の狙う「神君御免状」の謎、勝山太夫との秘恋と壮絶な別れ……すべてがつながった瞬間、優しき剣士はかつてない激情に駆られ、鬼と化したのだった!

松永誠一郎(堤 真一)
勝山太夫(松雪泰子)
柳生義仙(古田新太)
高尾太夫(京野ことみ)
水野十郎左衛門(梶原 善)
柳生宗冬(橋本じゅん)
八百比丘尼(高田聖子)
狭川新左衛門(粟根まこと)
幻斎(藤村俊二)

チケット情報

販売終了ムビチケ前売券(オンライン)

スペシャル特典
☆スペシャル特典付き!
ムビチケオンライン券をご購入された方に、メインキャスト9名のビジュアルデジタル画像をダウンロードプレゼント!さらにこちらのオンライン券をご利用いただく方には、ゲキ×シネ版ポスター画像をご鑑賞後にプレゼント予定!
2,000円(税込)
販売は終了しました

販売終了ムビチケ前売券(コンビニ)

2,000円(税込)
販売は終了しました
セブン‐イレブン、ローソン&ミニストップ、ファミリーマート

GEKI×CINE 20th☆Tour乗車券3枚セット(乗車券袋付き 又は オンライン)

ゲキ×シネ20周年過去作連続上映企画「GEKI×CINE 20th☆Tour」を御覧いただける前売券<GEKI×CINE 20th☆Tour乗車券>もご利用いただけます!
5,400円(税込)

ムビチケとは?

全国の映画館で利用できる、ネットで座席指定可能なデジタル映画鑑賞券です。
詳しくは ムビチケ公式サイトをご参照ください。

当日券情報

当日:2,300円(税込)
各上映館公式サイト及び窓口にて。
  • チケット販売については各映画館の販売スケジュールをご確認ください。
  • 特別興行料金につき、各種割引、招待券や無料鑑賞券等は適用不可。
入場特典
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