蛮幽鬼
連日スタンディングオベーションが
巻き起こった、伝説の時代活劇!
復讐が、その男のすべてだった─
『蛮幽鬼』のモチーフとなっているのは、デュマ作の『モンテ・クリスト伯』(巌窟王)。
劇団☆新感線の座付き作家である中島かずきが、陰謀渦巻く架空の古代国家を舞台に、繰り返される過ちへと導かれる人間の業を深くえぐり出す壮大な復讐譚として描いた。その終わることのない復讐をめぐる人間ドラマを演出であるいのうえひでのりが、繊細かつダイナミックに大舞台に立ち上げた。
ゲキ×シネでは、舞台ではなかなか味わえない俳優たちの細かい表情や、観逃しがちな多くのギミックを、大スクリーンで再発見することができる。物語に渦巻く人間の業を目の当たりにして湧き上がる感情に、身を沈めて欲しい。
■CAST & CREATIVE
【作】
中島かずき
【演出】
いのうえひでのり
【出演】
上川隆也 稲森いずみ 早乙女太一 堺 雅人 橋本じゅん 高田聖子 粟根まこと 山内圭哉 山本 亨 千葉哲也 他
■DATA
【ゲキ×シネ】
[映像製作] イーオシバイ [配給]ヴィレッヂ/ティ・ジョイ [舞台製作] 松竹 [著作] 松竹/ヴィレッヂ
【Genres】
Inouekabuki Shochiku-Mix
【Run Time】
2010/日本/カラー/182分/5.1chサラウンド
【In Theaters】
2010年10月2日(土)
■STORY
闇の友が囁く――
復讐の道を進めと。
その終わり無き荒野へと続く道を。
遠い昔。
ようやくひとつの政権で統治され始めた島国・鳳来(ほうらい)の国にまつわる物語。
無実の罪で監獄島に幽閉された《伊達土門》(だてのどもん)。
10年の歳月が流れてもなお、濡れ衣を着せた者たちへの復讐を生きる糧にしている。
監獄島の奥深くに捕らえられていた《サジと名乗る男》の力を得て脱獄、復讐への道を
着実に歩む土門の前に立ちはだかったのは、かつて将来を誓った女、《美古都》(みこと)だった――。
土門の復讐は果たされるのか――
サジと名乗る男は一体何者なのか――
美古都の心の奥底に秘めた想いとは――
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