髑髏城の七人〜アオドクロ ドクロジョウノシチニン〜アオドクロ
新感“染”─市川染五郎+劇団☆新感線のコラボレーションによる
ファット&ゴージャスな『アオドクロ』
本作は、歌舞伎役者・市川染五郎と劇団☆新感線のコラボ≪InouekabukiShochiku-mix≫第4弾として、
2004年秋に東京・日生劇場で上演され話題となった舞台。
『髑髏城の七人』は、90年の初演から7年毎に再演を繰り返し、
97年版を観た市川染五郎が「これぞ現代の歌舞伎ですね」と評したことが、本作へとつながった縁深い作品である。
特に2004年は“ドクロイヤー”として、同タイトル・同作家・同演出家による、
キャストのみ替えての二公演春秋連続上演という画期的な企画で注目を集めた。
先陣を切った春公演『髑髏城の七人〜アカドクロ』は、
古田新太主演、シンプル&ソリッドな“いのうえ歌舞伎”の最高傑作(いのうえ氏コメントより)。
それに対し、『髑髏城の七人〜アオドクロ』は、ファット&ゴージャス。
歌や踊りを交えたド派手な舞台はまさに新感線エンターテインメントの集大成(いのうえ氏コメントより)となった。
そんな傑作舞台が、デジタルシネマの先陣を切る≪ゲキ×シネ≫第2弾として、全国のスクリーンに甦った。
中島かずき | |
いのうえひでのり | |
市川染五郎(現 松本幸四郎) 鈴木 杏 池内博之 ラサール石井 高田聖子 三宅弘城 粟根まこと 高杉 亘 川原和久 佐藤アツヒロ 他 |
[映像製作]イーオシバイ [上映協力]ティ・ジョイ [著作]松竹/ヴィレッヂ |
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Inouekabuki Shochiku-mix | |
2005/日本/カラー/203分/5.1chサラウンド | |
2005年3月12日(土) |
戦い、未だ終わらず─
新たなる七人の物語が、ここより始まる。
時に天正十八年、織田信長が倒れはや八年。
天下統一は豊臣秀吉の手でなされようとしていた。唯一関東を除いては。
黒甲冑身を包んだ武装集団“関東髑髏党”の首魁、自らを“天魔王”と名乗る仮面の魔人とその拠城―“髑髏城”。
彼らの支配下にある関東平野に、奇しき縁にあやつられるかのように集まる者たちがいた─。